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「たかが虫一匹」が、お店の経営に重大な影響を与えることも。これまでの防虫対策を見直そう。

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SNSによる拡散が日常的に

2014年の暮れに起きたカップ焼きそばへのゴキブリ混入は、ツイッター を通じて拡散されたため、マスコミにも 大きく取り上げられ、国も各都道府県 に食品への異物混入防止に関する指導の徹底を通達するなど、食の安心・ 安全を揺るがす大きな社会問題となりました。

ゴキブリが混入したカップ焼きそば のメーカーでは、全製品を回収するとともに、約半年間にわたり製造・販売を停止し、製造設備の見直し等の再発防止策を講じましたが、その費用は10億円以上とも言われ、損害の総額は数十億円に上るものとみられています。これまでは食品に虫の混入があった場合、当事者同士のやり取りで解決することが多かったのですが、今では間題がこじれると、虫の混入写真を撮られ、それがツイッターなどに投稿されるなど、瞬時に広まってしまいます。異物混入に関しては、食品衛生法の第六条で、「不潔、異物の混入又は添加その他の事由により、人の健康を損なうおそれがある」食品について、販売・ 調理等を禁止しており、これに違反した場合の罰則規程も設けられています。

飲食店でも役立つ各種マニュアル

厚生労働省では「大量調理施設衛生管理マニュアル」を定めており、地方自治体でも異物混入や食中毒、食物アレルギーに重点を置いたマニュアルを策定しています。これらは主に給食施設などの大規模な調理施設を対象としたマニュアルですが、飲食店などでも役立つ内容が盛り込まれていてインターネットでも公開されていますので、現状に合わせてアレンジし、お店の衛生管理に活用してください。

 

知っておこう「3つのタイプ」

食品への異物混入の原因となる虫の多くは「照明や臭いなどに誘引される飛翔害虫(飛来侵入)」ですが、「建物内で発生する飛翻害虫(内部発生)」、「建物外で発生し侵入する害虫 (歩行侵入)」の3つのタイプに分かれ ます。

歩行侵入する害虫はドアやシャッター、また床とのわずかなすき間から侵入します。一見すると虫の入り込むすき間がなさそうな場所でも、厚さ2 ~3ミリの虫なら出入りするのに十分ですから、パッキンやパイル、ブラシなどでドアのすき間をふさぐ「物理的対策」を行います。また、まわりにある廃材の除去などの周辺整備や薬剤散布 などの方法も有効で侵入経路の調査や実際の対策などは、害虫駆除の専門業者に相談しましよう。

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